FreeToneは日本人に優しいアプリ。
無料の電話番号が取得できるアプリはたくさんありますが、そのほとんどが英語アプリです。英語圏のユーザーを想定したアプリなので仕方がないのですが、英語が苦手な方にはちょっと使いづらいです。
FreeToneは日本語対応。
このアプリはアカウント作成画面や各種メニューが日本語化されています。SMSの送受信や設定の変更など、迷うことなく行えます。ただ、アカウント作成時にちょっとした制限があります。
アカウント作成時のトラブル。
FreeToneのレビューを見ると、「アカウントが作成できない」「電話番号が取得できない」などのコメントがあります。私が試した時には以下の2つのパターンがありました。
パターン1
アカウントは作成できるが、電話番号を取得する過程がスキップされてしまうケース。
アプリを起動しても、赤枠部分に表示されるはずの電話番号がありません。
パターン2
アカウント作成をタップしてもメッセージが出て先へ進めないケース。
ネット接続しているのに「インターネット接続をチェックし、もう一度お試しください」と表示されて、アカウント作成が出来ませんでした。
トラブルの原因。
FreeToneは、アメリカ、カナダ、フランス、イギリスからサインアップしないと電話番号を取得できません(公式FAQより)。日本(のIPアドレス)から何度トライしても無駄です。
FreeToneはIPアドレスでどの国からのアクセスかを判断しています。アメリカやカナダのIPアドレスでアカウント作成を行えば、問題なく取得できます。
VPNアプリを利用して解決。
Proxyでも構いませんが、ここではVPNアプリを利用します。これを使ってアメリカのIPアドレス経由でアクセスすればOKです。
こちらで紹介しているTotally Free VPNだったら、アプリを起動⇒アメリカのサーバーをタップして接続すれば完了です。
FreeToneでアメリカの電話番号を取得する方法。
アプリをインストールする。
Android(Google Play)
iOS(iTunes)
私はAndroid版(2.8.8)を使っています。iOS版(iPhone,iPad)は試していません。

この記事を書いている途中で、Androidアプリのバージョンが3.1.0になってしまいました。UI(ユーザーインターフェース)がかなり変更されています。アカウントの削除が自分で出来なくなるなど、このバージョンはオススメしません。
apkpure.comでバージョン2.8.8のAPKファイルをダウンロードするか、開発元が同じTextMEを使ってください。
APKのインストールがわからない方はこちら。
アカウントを作成する。
VPNアプリやProxyなどを使って、必ずアメリカやカナダのIPアドレスで行ってください。
アプリを起動して、[無料アカウント作成]をタップしてください。
各項目を入力して、[アカウント作成]をタップしてください。
メアドがない時はこれですぐ作れます。サインアップは不要。
登録したメールアドレスにFreeToneからメールが届きます。後で構わないので、本文にある[Verify your Email Address]を押して認証を済ましてください。
電話番号を取得する。
アメリカのエリアコード(3桁)を入力して、[無料番号をゲットしましょう]をタップしてください。エリアコードのリストは、こちらにまとめてあります。
カナダの電話番号が希望の方は、こちらのエリアコードを使ってくだい。
アメリカの電話番号が自動で付与されます。自分で選ぶことはできません。[Start using your Number]をタップしてください。
[今すぐFreeToneを開始!]⇒[START CALLING FOR FREE]と進んで完了です。
アカウント情報の変更など。
アカウント作成と電話番号の取得は無事にできました。でも、まだパスワードを設定していません。このままでも使えますが、アプリの再インストールや機種変した時にログインできなくなってしまいます。
ユーザー名とパスワードを設定する。
左上の電話アイコンをタップするとメニューが出てきます。 や周辺エリアをタップしてください。
変更したい項目を入力して[保存]を押してください。パスワードの確認はないので、入力ミスをしないように気をつけてください。
ログアウトとアカウントの削除。
⇒[環境設定]と進んでください。アカウントの項目で、ログアウトやFreeToneアカウントの削除が行えます。
認証コードの受信チェック。
サインアップの時に、SMSで認証コードを送ってくるサービスが増えています。FreeToneの電話番号をどんなサービスで使えるのかテストしてみました。
アメリカの電話番号がNGの場合、カナダの電話番号を使って試しました。1つの参考にしてください。
WhatsApp
アメリカの番号は「有効な電話番号ではありません」と弾かれました。カナダの電話番号は弾かれませんが、認証コードがこちらに届きませんでした。
微博(Weibo)
アメリカの電話番号はダメでしたが、カナダの電話番号には認証コードが届きました。
ビリビリ動画
アメリカの電話番号で認証コードが受け取れました。
Twitter
Twitterは認証をスキップできるので必須ではありませんが、アメリカ、カナダの電話番号共に使えませんでした。
Line
どちらも無効な電話番号と弾かれました。