DNSって?
ブラウザで「www.google.com」にアクセスすると「64.233.167.99」に変換されて通信が行われます。この「ドメイン」と「IPアドレス」の相互変換をしているのがDNS(Domain Name System)です。
ブラウザのアドレスバーに、IPアドレス「64.233.167.99」を直接入力して、グーグルにアクセスすることも可能です。ですが、IPアドレスは数字の羅列なので覚えにくい。そこでDNSさんの登場です。
名前(ドメイン)⇔電話番号(IPアドレス)
スマホの電話帳で例えると、こんな感じです。電話番号を覚えてなくても、名前がわかれば相手に連絡ができます。
逆に相手から連絡があった場合は、電話番号を名前に変換して、誰からの電話か教えてくれます。電話帳を使うことで、「電話番号を覚える」という煩わしい作業から解放されます。
そんなわけで、私達がドメイン(google.co.jpなど)を使ってWEBサイトへアクセスできるのは、DNSのおかげであります。感謝感謝。
DNSの変更が必要なケース。
Unblock Youkuをスマホで使う場合。
PACファイルのアドレスの設定に加えて、DNSを変更する必要があります。それをしないと、ビリビリ動画などのエリア制限が解除できません。
中国に住んでいる。
中国のDNSサーバーは、故意に間違ったIPアドレスを返してくる場合があります。なので、普通のWEBサイトなのに見れないぞ!って時は、DNSの変更で解決するかもしれません。
AndroidアプリでDNSを一発変更できます。
スマホでDNSを変更するのは少々面倒ですが、アプリを使うと変更&切り替えが簡単にできます。iOS(iPhone,iPad)には、DNSチェンジャーアプリがありませんでした。
ダウンロード
WiFi Settingsというアプリを使います。まずは、Google Playでアプリをダウンロード&インストールしてください。
DNSサーバーを変更する。
WiFi Settingsには、あらかじめ複数のDNSがプリセットされています。今回はリストの中から、Google Public DNSを設定してみます。
[Apply]を押すと、「Wi-Fi接続を再起動して新しい設定を適用しますか?」とメッセージが表示されるので、[Yes]をタップしてください。
これでDNSの変更が完了です。[DNSリストから選択]⇒[Apply] で簡単に変更できます。
DNSサーバーを追加する。
プリセットのDNSだけでなく、新しく追加することも可能です。ここでは、Unblock Youkuの利用に必要なDNSを追加していきます。
DNSサーバーを追加するには、矢印のアイコンをタップしてください。
名前(なんでもOK)、DNSサーバーアドレスを入力して[OK]を押してください。
unblock youku01で「192.241.222.103」、unblock youku02で「104.236.189.178」を追加しました。DNSリストにもちゃんと表示されています。2つを分けないで、DNS1とDNS2に設定しても構いません。
現在利用できるUnblock Youku用DNSサーバーはこちらです。
2016年3月18日更新
45.32.72.19245.63.69.42
158.69.209.100